◎2011年のベトナム画像です。
(個人的に撮影しましたので画像と選曲グレードはご理解下さい。)


●ダラット頂上4月
http://www.youtube.com/watch?v=a-T69kybisA

●ダラット原生林4月
http://www.youtube.com/watch?v=PqRPFm-7N1U

★ホーチミン近郊
http://www.youtube.com/watch?v=8GueqCMlsGs
   (音楽が入っています)

★ホーチミン近郊2
http://www.youtube.com/watch?v=mg424WV4d1Y
  (音楽が入っています)

★ダラット山の入り口
http://www.youtube.com/watch?v=_0oGalbbfQQ
   (音楽が入っています)

★ダラット原生林2
http://www.youtube.com/watch?v=lvT1lZdecu8
   (音楽が入っています)







●採集許可書(6/20)
ココにお見せする書類はベトナム国内で採集することが許可された者だけが手に出来る証明書です。(輸出のための書類とは別の物です)
ご存知のようにベトナム国内には沢山の採集者(キッチャー)が活動していて、
私共のスタッフ以外、全ての者が非合法で、採集しています。
ベトナムでは ○採集する事 ○国外へ持ち出しする事 ○転売する事 の全てが法律で厳しく規制されています。
この事実は変わりませんが、実際には沢山の外国人が色々な昆虫類を求めて山へ入ってはトラブルを起こしています。
正式に許可書を発行して頂くのには沢山の条件があり、大変困難です。
現在もタムダオ国立公園にアメリカの研究者が合法採集しています。
(蝶の研究らしいのですが、タムダオ行くなら日本で調べた方が早くて間違いのないデータが
得られるのでは…?っと意見しときました(^o^))
今回政府の方々との会合でも 
   「最近密輸が横行しているが、取り締まりの強化を行います。あなたは私たちのルールをしっかり守ってください! 」
っと念を押されました。
私は仕事でベトナムへ行っています。政府の許可を貰って採集させています。
全て合法で行い、全土の採集をし、調査を依頼され、検疫し、税金を納めています。
ただ、残念なのは販売価格としては 密輸 の方がお求め安い価格になるのです。
何故なら政府に請求される課税は日本人には理解できないほど高額です。
ベトナムより国外へ持ち出すと日本への持ち込みは容易で、
どこの国の書類でも検疫は受けられるのです。
つまり自動車で言うところの 正規 と 平行 より価格差が出てしまいます。
私たちはこれからも ベトナム合法正規品 を貫くつもりです。 
それは私たちのプライドです

 



●新産地とカンボジアについて
遂にココまで来ました。
おかげさまで活虫の輸出の書類、VN材の検疫証明等は直ぐに書いて貰えるし、ベトナム全土で採集することも可能となりました。
今回、何か次にする事はないのかと打ち合わせを何度も行いました。
で、政府の方々と合意したのが、新産地を追求する事に決まりました。
ただ、新産地と簡単に言えるが、実際簡単なことではなく、現在、ベトナム国内でも3産地攻めていますが結果は悪く、時間、経費など結構大変です。
どうせ経費がかかるならベトナムとカンボジアの国境線を中心に予定しようと言う事になりました。
しかし、これはカンボジア政府の問題も関与してくる。
また、カンボジアとベトナムの国境線はポルポトの残党と地雷が残っていてかなり危険地帯。 一歩誤れば命がなくなる。 言ってしまった私が一番怖いのです。
結局、カンボジア政府に打診して共同で行うことになりそうです。
軽く、ベトナム政府からカンボジア政府へ打診して貰うと、カンボジアの返答は
『大変な危険地帯でホントにやるのか…? そんな物採って何の意味があるのだ!』でした。
ただ、政府間の交渉ですから簡単に返事が出来ない様子。とりあえず次回はカンボジアへ訪れてあちらのスタッフと打ち合わせする予定です。
ホントかウソか真意が解りませんが、『軍を出してあげる(*^_^*)』っと言っているそうです。
えっえ〜〜〜! 大袈裟すぎる。 し、 一体幾らかかるのでしょうか〜〜?
とりあえず次回です

   政府担当者との打ち合わせ中

●遂に本契約完了!(6/10)
今回ベトナム政府に呼び出され、ハノイの本部で本契約が完了いたしました。
これからは約2日で輸出証明が発行されます。
基本的にベトナム全土での採集は法律で厳しく規制されています。
更に私共の輸入している昆虫はベトナム政府、日本政府共に合法です。
私共で政府に確認したところ、現在、韓国の研究者が一部同様な契約をしているようですが、
日本人では私共のみであると確認を頂きました。
この度の輸出に関しても、空港でのトラブルを未然に防ぐ為、(本来、合法書類を持っていますのでトラブルはずがないのですが、植防と税関は部署が違い連絡不足が多く、もめる場合がある。)
政府のスタッフが空港でスタンバイしていただき、無事持ち帰ることが出来ました。
開業10年の節目にあたり、何とかココまで来れたことも、いつもご愛顧いただいている皆様のおかげです。
これから精進していく所存で御座いますので、宜しくお付き合いいただけますよう よろしく御願いいたします。
●ブリードの状況(5/6)
政府の建物の中に1部屋もらい、エアコンで20℃をキープ。
人間が仕事している部屋にエアコンがないのに、虫のためにエアコンとは現地のスタッフには信じがたい様子。チョクチョク チェックしないとスイッチを切られてしまう。
ただ、救いなのは建物自体が広大な敷地に立っているのと、回りが密林で囲まれているのでスイッチ切られても28℃くらいで済んでいる。まさに昆虫飼うための部屋なのだ。
色々クワガタ飼育しています。あまり正確に紹介することは出来ないのが残念です。
概要は良いが、詳細は開かしてはいけない!っと口止めされている。ソコが社会主義国なのだ!
この様に1部屋もらい、研究すること自体奇跡に近い。
契約内容には 全土での採集や日本政府への打診など信じられないような内容が記載されていて、とても個人的な会社が契約できうる内容ではない。
例えば、日本政府が輸入許可していない生物に関してはベトナム政府として問い合わせしてくれるようだ。
今回のこの契約時に政府の担当者が「政府間の契約にして、その窓口としてドルクスグッズさんを指定しましょう!」っとまで言ってくれたのだ。
ただ、政府間の契約では荷が重すぎるし、この金額の内容では日本政府の許可が下りるまでに時間がかかりすぎるので、変えていただいたのだ。

で、  これはブリードの様子 
    
 ブッタやピプラギが普通に産んでいる。  アンタエもブリード中です。
  コーカサスは古木を粉砕しただけのマットで4ヶ月で60gまできている
 
  ベースの新聞とタバコが日本語ですが、これは私たちのオリジナルです
●ベトナム政府との独占契約(4/26)
遂にやってきました! この時が! 何のコッチャ……???
そう、苦節5年(オイオイ! たった5年カヨ〜〜!)  ベトナム政府との契約が成立します。全ての書類は揃いました。
以前から色々話し合いが行われてきました。
遂にベトナム全土のクワガタムシ、カブトムシの調査と資料作りを受注いたします。
これはどう言うことか…………? 中央研究所に1部屋もらい生態調査及びその資料作りをします。
さ〜て 私のメリットは何〜…?  そう、契約書にはベトナム全土(国立公園を含む)の通年採集許可書と採集した昆虫の研究(同定及び養殖)、さらに昆虫を日本へ持ち帰り販売する権利までが記載されています。
やっと来ました! 今までのメンドクサイ書類が一気に1日で製作されるようになります。
今回このプロジェクトについてベトナム政府と環境庁の間でも何度も連絡が行われ(環境庁が私のような小さな会社が、ベトナム政府と本当に取り引きできるのか調べていた。つまり輸入のための書類が本物かどうか調べていた〜!  ハッハッハ〜! 明智くん! 本物に決まっとるだろうが)
今回のベトナム便も 契約1号 なのだ。  
追って、色々ご紹介していこうと思います。

  証明書
    研究所入り口

      研究所内部      研究中のクワガタ カブト